積読本について2

尊敬する知の巨人 松岡正剛先生によると

==本棚は本である。それとともにタイトルも

表紙も目次も、中見出しも帯も本なのである。

読者はこれらを読んでいる。本にマーキング

することも、本棚の本を並び替えることも

読書なのである==『インタースコア』より

ということなので、積読していることに

後ろめたさを覚える必要はないのだけれど

やはり、そこに待っている言葉たちがいる

と思うと、ちゃんと扉を開いてあげたい。

でも、一冊をまっとうに読むのは意外に

時間がかかる。

私は、速読インストラクターだし、フォト

リーダーでもあるけれど、やっぱり好奇心

の速さと本を読む速さは全く違うので

追いつかない。

それもあるけど、CDのジャケ買いと同じで

丁寧に装丁された本には心が躍って

手元に置いておきたいと思ってしまう。

本棚にしまって、時おり楽しみたい。そう思う。

(結局、本棚にしまわず積まれるんだけど)

かくして、私の部屋の床面積の半分くらいは

扉を閉ざされた本が置き去りにされている。

大放流プロジェクト

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